カスパー・ジェイド
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ロッドマン・アンド・レンショーのアナリスト、アショク・クマール氏によると、次世代iPhoneは「夏のApple開発者会議の頃」に発表されると予想されており、既存のモデルとほぼ同じ幅と高さの筐体に、よりスリムなプロファイルとより大きな画面が組み合わされるという。
「これはスティーブ・ジョブズが構想から最終デザインまで深く関わった最後のプロジェクトでした」と彼は述べた。「そのため、そして最先端の機能により、この製品はiPhoneの販売台数において最高記録を達成するでしょう。」
一方、匿名を条件に取材に応じたアップルの従業員は、次期端末は完全に再設計されると主張した。「これはスティーブが全時間を注いだ非常に大規模なプロジェクトです」とこの人物は述べた。「時間が限られていたため、彼は4Sにそれほど関与していませんでした」
それでもクマール氏は、iPhone 4と旧モデルを合わせた販売台数が、9月期の第4四半期で2,020万台に達すると予想している。これは、クパティーノに本社を置く同社の過去最高の出荷台数である前四半期の2,034万台をわずかに下回る数字となる。
「現行のiPhone 4をローエンドに再配置し、iPhone 3GSを無料提供することで、Appleはローエンド市場での市場シェア拡大に貢献できるだろう」と同氏は説明した。「Appleは今年、スマートフォンシェアを10%台後半で終えると予想されている。」
同アナリストはまた、Appleが12月末までの会計年度第1四半期にiPhoneの出荷台数で過去最高の2,700万台を達成すると予測している。また、来年の今頃までに合計1億1,500万台以上のiPhoneを販売すると予想している。
Apple の将来の製品戦略の予測に関しては当たり外れがある (2) 実績を持つ Kumar 氏は、iPhone 4S が 70 か国に国際展開し、競合他社が苦戦していることを考えると、特にホリデー クォーターでは販売数量の増加予測に十分な上振れ余地があると付け加えた。
例えば、サムスンが10月10日にスティーブ・ジョブズの死に敬意を表して新型スマートフォン「Nexus Prime」の発売を延期すると発表したことを同氏は指摘した。
「真の理由は、Google Ice Cream SandwichとSamsungの次世代プラットフォームで、それぞれソフトウェアとハードウェアの問題を抱えていることだと我々は考えています」とアナリストは述べた。「遅延によって、Appleが最大の恩恵を受ける可能性が高いでしょう。」
同氏はさらに、現在の12月四半期もMacとiPadの需要は堅調に推移しており、それぞれ460万台と1250万台の出荷が見込まれると付け加えた。