悲劇と時間がブラックベリーのコメディを生み出す

悲劇と時間がブラックベリーのコメディを生み出す

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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スティーブ・ジョブズとiPhoneによって引き起こされたBlackBerryの台頭、そして特に悲惨な没落が、5月に劇場公開される新作映画の題材となっている。

ポストプロダクションを終え、配給会社探しが本格化した6か月後、「ブラックベリー」は2023年5月12日に劇場公開される。脚本はマシュー・ミラー、監督はマット・ジョンソンで、2015年に出版されたノンフィクション本「Losing the Signal」が原作となっている。

ジェイ・バルチェルとグレン・ハワートンが、BlackBerryの創業者マイク・ラザリディスとジム・バルシリーを演じます。この映画は「容赦ない競争が繰り広げられるシリコンバレーを猛スピードで駆け抜ける」と謳われています。

1990年代、ラザリディスとバルシリーはBlackBerryスマートフォンを開発し、一時期は世界中で驚異的な成功を収めました。社内では失敗や対立もありましたが、最終的にBlackBerryの完全な破滅を招いたのはiPhoneでした。

トレーラーをよく見ると、ジョブズ氏がiPhoneを発表する映像がはっきりと映っています。そして、机の上にiMac G4が置かれているのもはっきりと分かります。

2022年にBlackBerryの映画が初めて発表された時点で、同社はついに既存ユーザーが携帯電話で通話する機能さえも停止した。

アメリカではIFCフィルムズが劇場公開権を購入し、カナダではエレベーション・ピクチャーズが配給する。アメリカでの配信は未定だが、劇場公開後、Paramount+で全世界配信される予定だ。