ニール・ヒューズ
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アップルの幹部は火曜日の四半期決算電話会議で、中国における同社の大きな成功について詳細に説明した。幹部たちは、2010年度通期の中国での売上高がわずか30億ドル強だったのに対し、2011年度第1四半期だけで26億ドルに達したという驚くべき事実を指摘した。アップルの業績は、iPhoneとiPadの好調な販売に支えられ、前年比4倍に増加した。
「数年前から、私たちは中国を最優先事項と位置付けてきました」と、アップルの最高執行責任者(COO)ティム・クック氏は火曜日、いわゆる「BRIC」(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国について述べた。「そして、中国に多大なエネルギーを注ぎ込んできました。そして、その成果はまさに驚異的なものでした」
クック氏はその後、iPhoneが中国では依然として中国聯通(チャイナ・ユニコム)の通信事業者からのみ入手可能であるという事実について質問を受けた。最近の噂では、Appleの新しいCDMA対応iPhone 4が世界中の他の通信事業者、特に中国でも販売される可能性があるとされている。
もちろん、クック氏はAppleの将来の計画を明かすような情報は一切明かさなかったが、Appleはもはやどの国においてもiPhoneの独占契約を結んでいないことは明らかにした。AT&Tとの最後の独占契約は、今月初めにVerizonのiPhoneの発表をもって終了した。
「私たちは常に成長の機会を模索していることをお約束します」とクック氏は述べた。「もちろん、ごく短期的にはiPhone 4の供給に制約があることもご承知おきください。既存のパートナー企業にできる限り多くのiPhone 4をお届けできるよう、昼夜を問わず取り組んでいます。」