ソニーは、デュアルレンズカメラ技術を来年「主要なスマートフォンメーカー」に投入すると発表

ソニーは、デュアルレンズカメラ技術を来年「主要なスマートフォンメーカー」に投入すると発表

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルの画像センサーサプライヤーであるソニーの最高財務責任者(CFO)のコメントによると、同社は、同社のデュアルレンズカメラ技術が来年中に「主要なスマートフォンメーカー」によって発売されると予想している。

Xperia Blogが報じたところによると、吉田憲一郎氏はソニーの最新の業績発表の電話会議で、「来年には、いわゆるデュアルレンズ、デュアルカメラのプラットフォームが、主要なスマートフォンメーカーから発売されるだろうと考えています」と述べた。

しかし吉田氏は、高級スマートフォン市場は「減速」しており、それがスマートフォンメーカーの需要と生産に影響を及ぼす可能性があると警告した。

「したがって、デュアルレンズカメラを搭載したスマートフォンの本当のスタート、普及は2017年になると考えています」と彼は指摘した。

Appleはソニーの技術をベースにしたデュアルレンズカメラを開発中とみられており、これは「iPhone 7 Plus」、あるいは少なくともその一部のモデルに搭載される可能性がある。2つ目のレンズは光学ズーム機能に使用され、多くのスマートフォンカメラの大きな制約の一つを克服する可能性がある。

吉田氏のコメントは、アップルがデュアルレンズシステムを「iPhone 7s」まで保留する可能性を示唆しているが、同社のデバイスの人気と収益性を考えると、市場の制約が同社に影響を与える可能性は低い。