アルパイン iLX-F309 は、CarPlay 対応のインダッシュレシーバーに「フローティング」9 インチディスプレイを搭載しています。

アルパイン iLX-F309 は、CarPlay 対応のインダッシュレシーバーに「フローティング」9 インチディスプレイを搭載しています。

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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アルパインは、iLX-F309車載インフォテインメント システムに大きな野望を抱いています。Apple CarPlay 対応のアフターマーケット ヘッドユニットは、ダッシュボードから「浮かぶ」9 インチ スクリーンを誇り、カスタマイズなしでは通常は特大スクリーンを搭載できない車両にも設置できます。

アルパインのiLX-F309は、1DINシャーシに収まるAM、FM、オーディオ、ビデオレシーバーですが、ディスプレイをダッシュ​​ボードに面一に取り付けるのではなく、9インチWVGAタッチスクリーンをフロントから突き出させています。この技術により、市販の製品に使用されている標準的な6.1インチや7インチの画面よりもはるかに大きな画面を実現しています。

Alpine では他の 9 インチおよび 10 インチ モデルも作成していますが、これらは車種固有であり、ダッシュボードのレイアウトをそのまま維持するためには特別なダッシュ ベゼルが必要です。

本体に対して90度の角度で前方に突き出ているディスプレイは、設置時に様々な角度に調整可能で、ダッシュボードの他の要素を避けたり、視認性を高めたりすることができます。また、画面はダッシュボードに最大20mm近づけたり、デフォルト位置から上下に30mm移動させたり、上下に最大45度傾けたりすることも可能です。

エンターテイメントの面では、このユニットはスマートフォンとの連携に非常に適しており、iPhoneにケーブル接続すればApple CarPlayも利用できます。ただし、iLX-107に搭載されているワイヤレスCarPlayは、このモデルでは利用できません。接続すると、iPhoneからディスプレイとオーディオシステムを通じて、ナビゲーション、音楽、通話、メッセージなどの情報をドライバーに提供できます。Androidスマートフォンでも、Android Auto経由で同様の機能が利用できます。

CarPlay以外のオーディオストリーミングにはBluetooth接続が備わっており、HDラジオチューナーも内蔵しています。また、対応するチューニングキットとサブスクリプションをご利用いただくことで、Sirius XMにも対応します。USBポートにストレージデバイスを接続することで、FLAC、MP3、WMA、AACファイルのオーディオ再生が可能です。AUX入力とHDMI入力も備えています。

別売りのHDMIセレクターを使用すれば、2つ目のHDMI入力を追加できます。CDプレーヤーは内蔵されていませんが、CDとDVDを一体化した別売のプレーヤーを接続することができます。リアカメラ入力は、駐車時の距離測定に役立ちますが、カメラは別売りです。

Alpine は、iLX-F309 を正規販売店を通じて 2 月から出荷する予定で、価格は 1,100 ドルです。