アナリストは、ホリデーシーズン後のiPhone販売への懸念は「誇張されている」と指摘

アナリストは、ホリデーシーズン後のiPhone販売への懸念は「誇張されている」と指摘

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

· 1分で読めます

最近のいくつかのレポートとは対照的に、あるアナリスト会社は、iPhone の販売に対する市場の不利な状況が過度に重視されていると考えており、iPhone 7 Plus への高い需要に支えられて、これまでの予想よりも良い業績を予測しています。

Cowen & Companyのティモシー・アルキュリ氏は、これまでの予測を維持し、Appleの2017年度第2四半期のiPhone販売台数を5,050万台と予測している。さらに同社は、iPhone 7の販売台数を50万台下方修正し、iPhone 7 Plusの販売台数を200万台上方修正した。これにより、Appleの最重要製品であるiPhone 7の平均販売価格が上昇することになる。

アルキュリ氏はまた、iPhone SE の同時期の売上は 2016 年の 5s と同程度となり、消費者によって約 500 万台が購入されるだろうと予測している。

アルキュリ氏は、ホリデーシーズンの四半期におけるiPhone販売台数を7,600万台と予想しており、これは従来の予測とほぼ変わらず、他の多くの予測よりも高い数字です。販売台数の約50%はiPhone 7、33%はiPhone 7 Plus、そしてSEの販売台数は百万台台後半になると見られています。

投資アナリストの多くは、Apple が好調な四半期を迎えると確信しており、中には記録破りの四半期になると予測する人もいるが、その代償としてホリデーシーズン後の四半期が犠牲になるだろう。

アナリストらが、Appleの2017年度第2四半期の業績を悪化させる可能性があると指摘するもう1つの要因は、秋に発売予定の10周年記念モデル「iPhone 8」に対する需要の蓄積につながる複数の要因が組み合わさって引き起こされる可能性がある「スーパーサイクル」だ。

Appleが噂する「iPhone 8」は、ガラスの裏にTouch IDホームボタンやその他のセンサーが埋​​め込まれたOLEDの「ラップアラウンド」スクリーンなど、次世代技術を搭載するとされています。Appleの東アジアのサプライチェーンから最近聞こえてくる情報によると、iPhone 4シリーズを彷彿とさせる「ガラスサンドイッチ」デザインの一部として、アルミニウムではなく鍛造ステンレススチールが採用されるようです。