リアルタイムコラボレーションツールを備えたApple iWorkスイートがiPhone、iPad向けにリリース

リアルタイムコラボレーションツールを備えたApple iWorkスイートがiPhone、iPad向けにリリース

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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Apple は、iOS、watchOS、tvOS、iTunes のアップデートに加えて、クロスプラットフォームのコラボレーション機能を備えた iWork スイートの iOS バージョンもリリースしました。

「See You on Sept 7.」イベントで発表されたiWorkの共同編集機能はまだベータ版ですが、デバイス間でドキュメントの変更をリアルタイムで同期します。ドキュメント編集者は、ユーザーごとの色分けに基づいて、スプレッドシート、ワープロファイル、プレゼンテーションを誰が変更しているかを簡単に見分けることができます。

この追加機能は、長年コラボレーション機能を誇ってきたウェブベースのGoogle DocsやMicrosoftのOffice 365といった既存の生産性ソフトウェアスイートの競合として登場しました。この機能は、Coding Monkeysが2003年から提供しているmacOS用コラボレーションテキストエディタ「SubEthaEdit」を彷彿とさせます。

他に挙げられている変更点としては、12.9 インチ iPad Pro のディスプレイの改善、iCloud ダウンロードの改善、Wide Color ディスプレイのサポートなどがあります。

新しいiWorkコラボレーション機能がiOSデバイスで利用可能になりました。Mac版は9月20日頃にmacOS Sierraでリリースされる予定です。Windowsユーザーはブラウザ版のiWorkで共同作業を行うことができます。

これら3つのiWorkアプリケーションはそれぞれ10ドルかかりますが、新しいiOSデバイスには以前から同梱されています。いずれのアプリケーションもiOS 10が必要です。

Numbers のダウンロードサイズは 407 MB、Pages は 430 MB、Keynote は 645 MB です。