Apple TV+の番組、コロナウイルスの影響でスタジオ外での撮影を一時停止

Apple TV+の番組、コロナウイルスの影響でスタジオ外での撮影を一時停止

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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アップルは昨年10月、ニューヨーク市のリンカーン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで「ザ・モーニングショー」を初公開した。

金曜日の報道によると、アップルは「ザ・モーニングショー」「ファウンデーション」「See」「リジーズ・ストーリー」「サーヴァント」「フォー・オール・マンカインド」など、外部スタジオが管理するプロジェクトの撮影をすべて中止した。

ハリウッド・レポーター紙の報道によると、Apple TV+オリジナル作品の大部分の制作を中止するという決定は、COVID-19の感染拡大に対する世界的な懸念の中で行われたという。

金曜日、アップルはスカイダンス・テレビジョンと共同で、アイルランドでの「ファウンデーション」の撮影を一時停止すると発表した。このプロジェクトは、同地域で500人以上の雇用を生み出している。

「出演者とスタッフの健康と安全は私たちの最優先事項であり、状況を注意深く監視しています」とスカイダンスはデッドラインへの声明で述べた。

アップルと共同で「ザ・モーニングショー」シーズン2を制作しているメディア・レスも木曜日に同様の発表を行い、状況判断のため2週間の制作休止を表明した。「ザ・モーニングショー」はハリウッドにあるソニーのスタジオで撮影されている。

ハリウッド・レポーター紙によると、Appleに加え、多くの大手制作会社、配給会社、放送会社がCOVID-19の影響で制作を中止、または制作スケジュールを前倒ししている。パンデミックはNBCユニバーサルの約35番組に影響を与えており、CBS、ディズニー、ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループもそれぞれの番組スケジュールに同様の影響が出ている。Netflixは政府の規制に従い、米国とカナダで2週間、脚本付きテレビ番組と映画の制作と準備を中止したと報じられている。

Appleもパートナー企業も撮影再開時期については言及していないが、ウイルスの急速な感染拡大を考えると、数ヶ月かかる可能性もある。トランプ大統領は金曜日、新型コロナウイルスの脅威に対抗するため国家非常事態を宣言し、対策に500億ドルの資金を投入するとともに、事態の影響を緩和するための措置を講じた。