ドリュー・キャリーの『ザ・プライス・イズ・ライト』スタッフに贈られたiPhoneがオークションで大当たり

ドリュー・キャリーの『ザ・プライス・イズ・ライト』スタッフに贈られたiPhoneがオークションで大当たり

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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ドリュー・キャリーから贈られたオリジナルのiPhone(出典:ボナムズオークションハウス)

ドリュー・キャリーが『ザ・プライス・イズ・ライト』のプロデューサーに贈呈した2007年製のオリジナルの箱入りiPhoneが2万480ドルで落札された。

工場出荷時の未開封のオリジナルiPhoneがオークションで4万ドル近くの高値で取引されることは珍しくなく、輸送箱に入ったままのものも落札される。しかし今回、オークションハウスのボナムズが「素晴らしい来歴」を持つiPhoneを落札した。

史上初のiPhoneが発売されてから1か月も経たないうちに、コメディアンのドリュー・キャリーが有名なボブ・バーカーから「ザ・プライス・イズ・ライト」の司会を引き継いだ。

「(ドリュー・キャリーは)2007年7月24日にCBSのオフィスに来て、番組の仕組みについて私から説明を受けました」と、当時番組プロデューサーだったロジャー・ドブコウィッツ氏は語る。「彼はスタッフ全員(計11人)にiPhoneをプレゼントしてくれました」

「みんな大喜びでした」とドブコウィッツ氏は続ける。「公開からわずか3週間で、大きなニュースになったんです。」

ドブコウィッツ氏がオークションに出品したように、11台のiPhoneがすべて8GBバージョンだったと仮定すると、キャリー氏は6,589ドル(2023年の価値で約9,777ドル)を支払ったことになる。

ドブコウィッツ氏はその心遣いに感謝したかもしれないが、彼のものが元の箱に残っているのには理由がある。

「私は携帯電話が好きではなかったし、使うつもりもなかったので、自分の携帯電話を開けなかった」と彼は言う。

「私はそれを引き出しにしまって、何年も経ってから思い出しました」とダブコウィッツ氏は続けた。「その後、金庫に入れたんです!」

ダブコウィッツ氏は2008年に引退したが、現在に至るまでドリュー・キャリー氏が「ザ・プライス・イズ・ライト」の司会を務め続けている。その前年、AppleInsiderはダブコウィッツ氏よりも初代iPhoneに感銘を受けていた。