セキュリティ専門家は、2016年にAppleデバイスに対するサイバー脅威が増加すると予測している

セキュリティ専門家は、2016年にAppleデバイスに対するサイバー脅威が増加すると予測している

ジェイソン・ウッズのプロフィール写真ジェイソン・ウッズ

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セキュリティ企業シマンテックは、今年iOSとMac OS Xに対するマルウェア攻撃が急増したことを受けて、2016年にはApple製品に対するサイバー攻撃が増加すると予想している。

「Mac OS XやiOS搭載機器に感染するよう設計されたマルウェアを開発し始めた脅威アクターの数が増加している」とシマンテックの研究員ディック・オブライエン氏は述べた。

シマンテックの調査によると、iOS を狙ったマルウェアは 2015 年に倍増し、2015 年に感染した Mac コンピューターの数は 2014 年より 7 倍に増加しました。

オブライエン氏とシマンテックは今週初​​め、アップルのセキュリティの現状とサイバー攻撃に対する脆弱性に関する30ページの分析を発表した。

報告書では、iOSとOS Xに対するサイバー攻撃は、同社の主な競合製品であるモバイル向けAndroidやデスクトップ向けWindowsと比較すると「かなり少ない」ものの、「特に過去18カ月間で、Apple関連のマルウェア感染レベルが急増している」と指摘している。

オブライエン氏はまた、システムの脆弱性を見つけることで得られる金銭的インセンティブを考えると、2016年にApple Payがサイバー犯罪者の標的になる可能性があると推測している。