ホームポッドはスマートスピーカー市場の4%を占め、セクターの成長が急上昇

ホームポッドはスマートスピーカー市場の4%を占め、セクターの成長が急上昇

スティーブン・シルバーのプロフィール写真スティーブン・シルバー

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アナリストらは、スマートスピーカー市場自体が急成長を遂げる中、HomePodが2022年までに市場の10%を占め、ライバルに徐々に追いつく可能性があると予想している。

Canalys の新しいレポートでは、スマートスピーカー市場が大きく成長すると予測されており、その市場規模は比較的小さいものの、Apple の HomePod もその一翼を担うことになるだろう。

Canalysは、スマートスピーカーカテゴリーの世界のインストールベースが2018年末までに1億台に迫り、2017年末の2.5倍に増加すると予測している。また、このレポートでは、今年末のApple HomePodの市場シェアが4%に達すると予測されている。これに対し、Amazon Echoは50%、Google Home製品は30%となっている。

Canalysによると、2022年までにAppleは市場シェアの10%に達し、GoogleとAmazonはそれぞれ34%で同率となる。また、米国が市場の73%を占め、英国が10%で2位、ドイツが8%で3位となっている。

Canalysが5月に四半期ごとのスマートスピーカーの数字を発表した際、Googleが36.2%の市場シェアでトップに立ち、これにAmazonが27.7%で続き、2つの中国メーカーがAppleを上回って3位と4位を占めた。

Appleが遅れをとった理由

フランスのApple StoreでHomePodが販売開始

Appleがスマートスピーカー競争でGoogleとAmazonに遅れをとっている理由はいくつかあるが、主に出遅れたこととHomePodの価格が高いことに関係している。

さらに、HomePodはつい最近になって新しい地域で販売されるようになり、先月カナダ、フランス、ドイツに登場したが、競合製品はそれ以前から広く販売されている。

さらに、AppleはHomePodをサードパーティの開発者に公開していないことや、発売以来Siriを悩ませてきたさまざまな問題について、一部から批判されてきた。

しかし、HomePodの開発はまだ初期段階であり、予測はあくまでも予測にすぎません。