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米国のフラッシュメモリベースのデジタル音楽プレーヤー市場におけるアップルコンピュータのシェアはここ数週間低下しており、iPod shuffle の売上不振もフラッシュメモリの価格を最大 40 パーセント下落させる恐れがある。
アップルの台湾の部品供給業者と製造パートナーを注意深く監視しているこの海外の出版物は、匿名の情報筋の話として、デジタル音楽プレーヤーの売り上げは、アップルがサムスンから確保したNANDフラッシュの供給予測を正当化するものではないと伝えている。
さらに、Appleが注文のキャンセルや削減を余儀なくされた場合、新規NANDフラッシュメーカーの流入によってすでに影響を受けている市場に、Samsungがさらに多くのNANDフラッシュチップを投入する可能性があるとレポートは付け加えている。
トランセンド・インフォメーションのピーター・シュー会長によると、その結果、フラッシュメモリの価格は将来最大40パーセント下がる可能性があるという。
一方、iPod shuffle の売上が鈍化していることも、フラッシュベースのデジタル音楽プレーヤー市場における Apple のシェアに悪影響を及ぼしていると、Macworld UK は指摘している。
NPDテックワールドの最新データによると、米国におけるフラッシュプレイヤーにおけるアップルのシェアは、3月に58.2%だったが、5月には52%に低下した。6月のデータは入手困難だ。
情報筋によると、アップルのiPodプレーヤー、特にiPod shuffleの需要が鈍化した原因は、季節性、生産方法の効率化、新製品の不足など、さまざまな要因にあるという。
しかし、アップルに近い情報筋によると、同社が夏向けハードウェア製品ラインの発表を始めるのはほんの数週間のことであり、その製品ラインには少なくとも iPod シリーズの 1 つに対するアップデートが含まれると予想されている。
ここ数か月、ウォール街のアナリストたちは、2GBのストレージ容量とおそらくは小型のディスプレイ画面を搭載するとされる新型iPod shuffleの報道に沸き立っている。
一方、Appleは新モデルを発表する前に在庫をなくすことを期待して、既存のshuffleの在庫を再販チャネルから削除したようだ。