アップルの廉価版iPhone 4、大画面の新iPhone 5が9月に発売予定

アップルの廉価版iPhone 4、大画面の新iPhone 5が9月に発売予定

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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ロイター通信によると、アップルの極東サプライヤーは現在、同社の既存のiPhone 4の廉価版と、若干大型のディスプレイを搭載した新型iPhoneを製造しており、どちらも来月末までに発売される予定だという。

同通信社は、事情を知る2人の人物を引用し、アップルのアジアのサプライヤーが「売れ筋のiPhone 4の低価格版で、容量が8ギガバイトの小型フラッシュドライブを搭載したもの」の製造を開始し、「数週間以内に発売される予定」だと報じた。

同紙は、業界アナリストの見解を引用し、アップルは、1年ちょっと前に発売された16GBおよび32GBのiPhone 4よりもストレージ容量が少ないこのデバイスで、顧客が高級な従来型携帯電話を下取りに出して、通常150ドルから200ドルの低価格から中価格のスマートフォンを購入したいと考えている新興市場での売り上げ増加を狙うのではないかとの見方を示した。

さらにロイター通信は、アップルが次世代のiPhone 5の発売を9月末に予定していると報じた。一部の情報筋は、既存のiPhone 4と外観がほぼ同じであることから、iPhone 4Sと呼んでいる。

しかし、事情に詳しい人物の1人によると、この端末にはより大きなタッチスクリーン、より高性能なアンテナ、そして8メガピクセルのカメラが搭載されるという。

報道によると、製造業者の鴻海と和平坡科技は、今年残りの期間に新型第5世代iPhoneを最大4500万台生産するよう要請されている。これは、Appleが2011年の第2四半期に販売したiPhone2034万台の2倍以上に相当する。