Apple、OS Xの将来のバージョンでバッテリー寿命を改善するために人材を採用

Apple、OS Xの将来のバージョンでバッテリー寿命を改善するために人材を採用

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Appleは、今後数年間に同社のMac OS Xプラットフォームのバッテリー寿命の向上に貢献できる新入社員を積極的に募集している。

AppleのOS Xチームメンバーであるアンソニー・チベッタ氏は月曜日、自身のTwitterアカウントにチーム内の2つの新しい求人情報へのリンクを投稿した。そこで彼は、Appleが「OS Xのパフォーマンスとバッテリー寿命の向上に貢献できる」人材を求めていることを明らかにした。

募集されているポジションの一つは、ソフトウェア電源インフラエンジニアです。この職務では、従業員は「電源情報の収集を自動化するための最新ツールを設計」します。

2 つ目の募集はソフトウェア パワー エンジニアです。Apple では、OS X とバンドル アプリケーションの両方の電力効率に取り組む候補者を求めています。

両職ともカリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社に勤務する。

2013年のApple Macラインナップでは、Intelの最新Haswellプロセッサの搭載もあり、電力効率が重要な焦点となっています。同社のMacBook Airモデルは6月にアップデートされ、一日中使えるバッテリー駆動時間を実現する新しい低消費電力プロセッサを搭載しました。Haswellプロセッサを搭載した新しいMacBook Proも、今後数週間以内に発売される予定です。

消費電力とバッテリー寿命は、Appleが近々リリースするOS X Mavericksのアップデートでも重要な焦点となっています。Appleは、Mavericksがこれまでで最もパワフルなOS Xであると同時に、プラットフォームの中で最も電力効率の高いバージョンでもあると自負しています。

サファリ7

Mavericksの主な機能には、低レベルの操作をグループ化してCPU使用率を削減するTimer Coalescingと、非表示のアプリケーションをアイドル状態にするApp Napがあります。MavericksのGolden Masterは先週、開発者に提供されました。

Apple が求めているこれらの新規採用者は、Mavericks や今年の Mac ハードウェアの発売には関与しないものの、募集されているポジションを見ると、同社が次世代ハードウェアや OS X の将来バージョンを開発する上で、バッテリー寿命の改善が重要な焦点になっていることがわかる。