元iPod、Apple MusicのクリエイティブディレクターがImpossible Foodsに入社

元アップル社のクリエイティブディレクターで、iPod と iPhone の発売にスティーブ・ジョブズ氏とともに取り組んだスティーブ・ターナー氏が、Impossible Foods の最高エクスペリエンス責任者に就任した。

インポッシブルバーガーなどの植物由来代替肉メーカー、インポッシブル・フーズは、元アップル幹部のスティーブ・ターナー氏をクリエイティブ・エクスペリエンス・オフィサーという新設の役職に採用した。ターナー氏は、「持続可能なフードシステム」を掲げる同社のマーケティングを統括する。

「インポッシブル・フーズは、地球温暖化と生物多様性の崩壊という、人類存亡の危機を解決しようとしています」とターナー氏は声明で述べた。「この会社の素晴らしいミッションを知った瞬間、ぜひ参加したいと思いました。インポッシブル・フーズのチームは、まさに不可能を可能にしているのです。」

英国ウルヴァーハンプトン大学で美術学士号を取得したターナー氏は、2006年から2017年までアップルに勤務していた。当初はエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、その後はチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務め、アップルのメディア・アーツ・ラボやApple Musicに携わった。

インポッシブル・フーズによると、ターナー氏はスティーブ・ジョブズ氏と共にiPod+iTunes、Mac、iPhone、iPadの発売に携わった。2017年にAppleを退社後、彼はクリエイティブ・コンサルティング会社Sublimeを設立し、サムスンからBBCまで、様々な企業にコンサルティングを提供している。

「スティーブ・ターナー氏は、インポッシブル・フーズをブランドへの愛と認知度を次のレベルに引き上げる、類まれな才能を持つオールスター候補の中で最高の人物でした」と、インポッシブル・フーズのCEO兼創業者であるパット・ブラウン氏は声明で述べた。「スティーブ氏は、米国と欧州の両方で、テクノロジー、エンターテインメント、スポーツ、健康業界にわたる非常に幅広い経験で際立っていました。彼がインポッシブル・フーズを世界で最も愛されるブランドへと変革する力となると確信しています。」

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