アップル、販売不振でHomePodの注文を削減すると再び発表

アップル、販売不振でHomePodの注文を削減すると再び発表

スティーブン・シルバーのプロフィール写真スティーブン・シルバー

· 1分で読めます

中国からの報道によると、サプライチェーンの情報筋によると、AppleはすでにHomePodの売上予測を引き下げており、今後数ヶ月間の注文を削減する予定だという。

チャイナ・タイムズの報道によると、Appleは3月にHomePodの受注削減を開始し、第2四半期の出荷予測を50万台から20万台に引き下げたという。チャイナ・タイムズの記事では、この動きの影響を受けるサプライヤーとして、Inventec Assembly Factory、上部リッドモジュールファウンドリーのRuiyi、ケーブルサプライヤーのLiangwei、ソフトボードサプライヤーのTaichiを挙げている。

チャイナ・タイムズの記事は、同じく3月にインベンテックへの人員削減を具体的に言及したブルームバーグの水曜日の報道と一致している。しかし、このチャネルチェックの正確性については疑問が投げかけられている。

チャイナ・タイムズブルームバーグがこの件に関する報道に同じ情報源を用いたかどうかは不明であり、また、これらの報道が部品発注に基づいているのか、それとも組立発注に基づいているのかについても不明である。チャイナ・タイムズは、 Appleの販売量を含む製品計画の予測においては実績が乏しいものの、同紙が作成するサプライチェーンに関する報道は概ね正確である。

Appleは、Apple Watchの売上を公表しないのと同じように、スピーカー自体の売上も公表しない。

数ヶ月にわたる発売延期を経て2月に発売されたHomePodについて、数ヶ月にわたり様々なニュースが報じられてきたが、今回の報道はその続きである。AppleInsiderのレビューなどでも音質は高く評価されている一方で、Siri機能の精度が低いと批判されている。また、最近のファームウェアアップデートで音質が悪化したというHomePodユーザーからの苦情も寄せられている。

Appleは今年後半の発売に向けてHomePodのより安価なモデルを開発中であると報じられている。