ロジャー・フィンガス
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アップルは火曜日、ワン・ダイレクションの元歌手ハリー・スタイルズについての新たなプロモーションドキュメンタリーを来週の月曜日、5月15日にアップルミュージックで公開すると発表した。
「ハリー・スタイルズ:アルバムの舞台裏」と題されたこのドキュメンタリーは、ハリーの初ソロアルバムの制作過程を描き、ロンドン、ロサンゼルス、ジャマイカで撮影されたインタビューなどの映像を収録するとアップルは発表した。ロンドンのアビー・ロード・スタジオでの演奏も含まれる。
Appleはすでに、この新作アルバムからの初のシングル「Sign of the Times」をストリーミング配信している。
同社は現在、Apple Musicの動画配信に力を入れており、2017年末までに最大10本のオリジナル番組やドキュメンタリーを初公開する予定だ。公開が予定されている作品には、Bad Boy Records、Clive Davis、Cash Money Recordsに関するドキュメンタリーや、「Planet of the Apps」や「Carpool Karaoke」といった番組がある。「Carpool Karaoke」は4月から「今年後半」に延期された。
この取り組みは、オンデマンドストリーミングにおけるより人気の高いライバルであるSpotifyや、Pandora PremiumやTidalのような小規模な競合とApple Musicを区別しようとする試みだと思われる。
報道によると、アップルは映画・テレビ業界の多数の幹部と協議中で、ロサンゼルスでの拠点を拡大し、スタジオスペースを設立したり、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントを買収したりする可能性があるという。