パイパー、アップルiPadの初日販売台数予測を65万台に上方修正

iPadが初日丸一日売れた後、ウォール街のアナリスト、パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏は、最初の24時間で60万〜70万台が売れるという予想を引き上げた。

20店舗のアップルストアに確認したところ、土曜日の午後7時半時点で19店舗にまだiPadの在庫があった。マンスター氏は、これはアップルが当初の需要に応えられたことを意味するため、前向きな兆候だと述べた。

アナリストはまた、調査対象となった 5 つの Apple ストアでは行列が予想以上に長かったと指摘している。その中には、ニューヨーク市の象徴的な 5 番街のストアも含まれ、同ストアでは午前 9 時に 730 人が並んでいた。これに対し、iPhone 3GS の行列はわずか 350 人、iPhone 3G の行列は 540 人だった。

「Appleは初日（4月3日）に60万台から70万台のiPadを販売したと推定しています（3月12日に開始されたオンライン予約注文を含む）。iPhone 3GSとiPhone 3Gを100万台販売するのにAppleは3日かかり、初代iPhoneを100万台販売するのに74日かかりました。売上の大部分は発売初日に達成されることにご留意ください。」とマンスター氏は記している。

マンスター氏は当初、Appleが発売週末に生産できるiPadの数は20万台から30万台程度だろうと予想していた。彼は、その在庫はほぼ瞬時に完売するだろうと考えていた。

マンスター氏の最新の数字は、3月初旬の報道と一致している。当時、サプライヤーはiPadの生産に問題はなく、発売時には60万台から70万台を出荷できると主張していた。同じ報道では、Appleは4月末までにさらに100万台のiPadを出荷できると述べていた。

Appleが予約注文の受付を開始した際、購入数を1人2台までに制限し、企業からの大量注文も受け付けませんでした。これらの措置により、iPadの発売時に供給が逼迫するのではないかという憶測が広がりました。