アップル、ノートパソコン用バッテリーの供給元を変更する見込み

アップル、ノートパソコン用バッテリーの供給元を変更する見込み

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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韓国のノートパソコン用バッテリーメーカー、LG化学は、先月アップルコンピュータがLG化学製バッテリー12万8000個のリコールを余儀なくされたことを受けて、同社からの追加注文を確保するのに問題に直面する可能性が高い。

DigiTimesによると、この事故により、台湾に拠点を置くリチウム電池専門企業 2 社、DynaPack International Technology と Simplo Technology が、Apple への電池販売を拡大する道が開かれると予想されている。

ダイナパックは今年初め、アップルのパワーブック向けにリチウム電池を出荷していることを認めたが、今年のアップルへの総出荷量予測については明らかにしなかった。

シンプロはアップルからの受注も確保しており、年末までに開始される予定だ。同社は、今年のノートパソコン用リチウム電池の総出荷数が1,100万~1,200万個に達すると予想している。

DigiTimesの情報筋によると、LG Chemとソニーは現在、AppleとPanasonicからのリチウム電池受注の60~80%を占めており、残りはDynaPackが担当している。