Apple Payがセルビア初の銀行に導入

Apple Payは現在セルビアのProCredit Bankの顧客に提供されており、今後他の銀行でも利用可能になる予定だ。

Apple Payは、最初の導入から約6年を経て、セルビアでも利用可能になりました。セルビアのMastercardのウェブサイトで、ProCredit Bankがこの決済方法に対応していることが発表されました。

「セルビアにおけるApple Payの導入に対するユーザーの関心は過去数年にわたって非常に高かったため、Apple Payがセルビア市場に参入するという決定は、非現金決済のさらなる普及にとって極めて重要である」とマスターカードのエレナ・リスティッチ氏は同サイト上で述べた（翻訳）。

「セルビア市場の銀行は、このサービスを顧客が求める最新のトレンドに対応する鍵の一つと認識しており、Apple Payを選ぶ際にセキュリティ、支払いの容易さ、完璧なユーザーエクスペリエンスが第一に考慮される」と彼女は続けた。

リスティック氏は、コロナウイルス流行下におけるApple Payの利点についても指摘した。「パンデミックによって引き起こされた現在の状況において、Apple Payは他の非接触型決済手段と併用することで、実店舗での時間を可能な限り短縮し、接触を可能な限り避けたいユーザーにとって、さらなるセキュリティを提供できることを指摘しておくことが重要です」と彼女は述べた。

マスターカードの発表を最初に報じたMacRumorsによると、ライファイゼン銀行もApple Payのサポートを追加する予定だという。ドイツのライファイゼン銀行は2020年4月にApple Payを導入した。