オーストラリアの攻撃でiPhoneが所有者を狙った矢を受ける

オーストラリアの攻撃でiPhoneが所有者を狙った矢を受ける

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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矢印とiPhone、ニューサウスウェールズ州警察より

水曜日にオーストラリアの自宅で襲撃を受けたiPhoneは、飛んできた矢から持ち主を守るという、型破りで高価な手段によって他人の命を救ったようだ。

ニューサウスウェールズ州北部のニンビンで、男性が自宅の私道で弓矢で撃たれたという通報を受け、リッチモンド警察が出動した。水曜日の朝、ある男が、この珍しい武器を振り回しながら被害者の到着を待っていたとみられる。

News.com.auによると、43歳の被害者はiPhoneを掲げて犯人の写真を撮ろうとしたところ、犯人は家主に向けて矢を放ったという。矢はiPhoneに命中し、矢尻の一部はiPhoneを貫通したものの、最終的には弾丸がiPhoneに埋め込まれた。

iPhoneのクローズアップ画像では、矢じりがどれだけ深く貫通したかがわかる(NSW警察より)

iPhoneのクローズアップ画像では、矢じりがどれだけ深く貫通したかがわかる(NSW警察より)

男性は治療を必要としなかったものの、iPhoneが被害者の顎に当たった際にできたと思われる小さな裂傷を負った。39歳とみられる加害者は、家の所有者と面識があり、現場で警察官に逮捕された。

弓の所有者は、起訴可能な犯罪を犯す意図を持って武器を所持していたこと、実際の身体的危害を伴う暴行、悪意ある損害の罪で起訴されたが、条件付き保釈が認められ、4月15日に出廷する予定である。

Appleは自社製品が飛来物から物理的に保護できるとは宣伝していませんが、同社のハードウェアのおかげで人が重傷を免れたのは今回が初めてではありません。2017年、フォートローダーデール空港で発生した銃撃事件の目撃者が、バックパックに入れていたMacBook Proに流れ弾が当たり、重傷を負う可能性があったと証言しました。