AppleInsiderスタッフ
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Mac OS X 10.4 "Tiger" をテストしている Apple の開発者のほとんどは、すぐには気づかないでしょう。しかし、気づいたときには、なぜこんなに早く登場しなかったのかと不思議に思うでしょう。ここで話題にしているのは、Mac OS の新バージョン「ヘルプビューア」です。これは、ユーザーのハードディスクにインストールされているヘルプファイルに加えて、Apple の Web ベースの製品サポートデータベースも検索します。
Tiger をテストしている開発者筋によると、Mac OS X ヘルプ ビューア アプリケーションのバージョン 2.1 では、コンピュータがインターネットに接続されている場合、ユーザーのヘルプ クエリに一致するドキュメントを Apple の製品サポート データベースで即座に検索します。
新しいヘルプ ビューアでは、結果が分割されたウィンドウに表示されます。ビューアの上部にはローカル ヘルプの結果が表示され、下部には Apple Web 製品サポートの結果が表示されます。
Help Viewer 2.1 は現在開発段階にあり、かなりバグがありますが、アプリケーションはヘルプ ビューアー内から製品サポート Web ページを表示しようとするため、Safari を起動する必要がないようです。
Tigerはインターネット接続の有無を認識し、接続がない場合はApple製品サポートの検索を試みません。代わりに、ヘルプビューアに「製品サポート検索を有効にするにはインターネットに接続してください」という短いメッセージが表示されます。
Tiger のヘルプ アプリケーションのユーザーは、アプリケーションの [ファイル] メニューにある [製品サポート検索を含める] コマンドから、Web ベースの製品サポート検索を有効または無効にすることができます。
Tigerには150以上の新機能が搭載されており、AppleInsiderでは情報が入り次第、新システムに関する詳細な情報をお届けしていきます。Mac OS X 10.4 Tigerに関する記事は今後も AppleInsiderでお届けしますので、どうぞご期待ください。
先週、AppleInsiderはMac OS X 10.4 "Tiger"のシステム概要とRSS対応Safari 2.0の内幕を特集しました。今週初めには、Smart Mailboxテクノロジーを搭載したMail 2.0の内幕を特集しました。