AppleInsiderスタッフ
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iOS 8 の Apple Safari ブラウザを使った検索には、キーワードで App Store や Wikipedia を素早く検索する機能など、数多くの調整と機能強化が加えられており、ユーザーは検索エンジンの Web サイトを完全にバイパスできるようになりました。
Apple の新しいクイック Web サイト検索機能は、Safari のスマート検索ボックスを使用して Web サイト内を自動的に検索します。ユーザーは検索の一部として Web サイトの名前を入力するだけです。
例えば、「Wiki iPad」と検索すると、AppleのiPadに関する公式Wikipedia記事がトップに表示されます。この検索結果をタップすると、ユーザーが選択した検索エンジンの検索結果リストではなく、Wikipediaのページに即座に移動します。
同様の操作で、検索クエリに「アプリ」という単語を追加するだけでApp Storeのコンテンツを表示できます。例えば、「AppleInsider アプリ」を検索すると、App Storeへのクイックリンクが表示され、タップするとitunes.comのURLではなく、アプリが直接読み込まれます。
Safari はユーザーの閲覧習慣や履歴にも適応し、上位の検索結果を自動的にプリロードするほか、新しいタブを開いたときに、お気に入りビューで頻繁にアクセスするサイトにクイックブックマークを追加するようになりました。
iOS 8のデフォルトの検索エンジンは引き続きAppleのライバルであるGoogleですが、プライバシーを重視するユーザー向けに、Appleは新たな選択肢としてDuckDuckGoを追加しました。この検索エンジンは、iOSの設定アプリでYahoo!やBingなどの代替検索エンジンと同様に選択できます。
同様に、ユーザーは設定から新しいクイックウェブサイト検索とトップヒットのプリロード機能を無効にできます。Safariの設定メニューも更新され、一般的な検索設定に素早くアクセスできるようになり、検索エンジンの候補やトップ検索結果のプリロードをパネル上部で操作できるようになりました。
最後に、AppleはSafariのスマート検索フィールドの仕組みをユーザーが理解できるよう、「検索とプライバシーについて」という新しい免責事項を追加しました。この免責事項では、このフィールドが検索とウェブアドレスの両方に使用されていることが説明されています。以前は、この情報は「Safariとプライバシー」というより一般的なリンクの奥深くに隠されていました。