AdobeのLightroom 5ベータ版では、遠近補正や編集機能が強化されました。

Adobe は月曜日、同社のデジタル写真管理および編集ソフトウェアの次期バージョンである Photoshop Lightroom 5 の無料パブリックベータ版の提供開始を発表した。同バージョンには、新しい Healing Brush や Upright Tool などの高度な機能が追加されている。

Lightroom 5ベータ版では、ワンクリックで自動で遠近感を補正するツール、より強力な修復オプション、そして中心からずれたビネットを作成する機能が追加されました。Adobeは、このバージョンのLightroomに追加された機能セットを、Lightroomコミュニティからのコメントとフィードバックに基づいて開発しました。

改良された修復ブラシでは、ブラシストロークで画像の特定の部分を修復または複製できます。新しい「スポットを視覚化」ツールでは、カメラのセンサーに付着したゴミを検知し、簡単に除去できます。

ベータ版では、円形フィルターも追加され、Lightroomのローカル調整属性を円形マスクに適用できるようになりました。新機能のUprightは、地平線を水平にしたり、建物をまっすぐにしたり、斜めの線を補正したりといった作業を自動的に行います。また、画像の縮小版スマートプレビューを保存することでオフライン編集も可能になり、Lightroomに再接続すると、その画像に加えた編集内容が元の画像にも自動的に適用されます。

ご興味のあるユーザーは、Adobe LabsからLightroom 5ベータ版を無料でダウンロードできます。ベータ版のご利用には、Adobeアカウントを作成するか、既存のアカウントでサインインする必要があります。