アップル、台湾のミニLEDとマイクロLED工場に3億3000万ドルの投資を計画

アップル、台湾のミニLEDとマイクロLED工場に3億3000万ドルの投資を計画

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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将来のApple Watchは新しいスクリーンを採用すると予想される

中国からの新たな報道によると、Appleは台湾の新竹サイエンスパークに新工場を開設するための資金援助を行う予定だという。具体的な日付はまだ発表されていないが、この工場は将来のデバイス向けにミニLEDとマイクロLEDディスプレイの両方を生産することになるだろうと見られている。

AppleのミニLEDディスプレイを採用した最初のデバイスは2021年まで発売されない可能性があるとの報道を受けて、新たな報道によると、同社はミニLEDとマイクロLEDスクリーンの両方に特化した新しい台湾工場を開設するために企業と提携しているという。

エコノミック・デイリー・ニュースによると、アップルは台湾北部の新竹サイエンスパークが所有する30.83ヘクタールの敷地に建設される予定の工場に約3億3400万ドルを投資する。工場は、台湾のLED照明メーカーであるエピスターとフラットパネルメーカーのAUオプトロニクスと共同で建設される。

この報道はFocus Taiwanによって裏付けられており、同紙は投資申請情報を引用し、サイエンスパーク管理局が 2 月 18 日に Apple の計画を承認したとしている。

この新工場は、この地域におけるアップルの事業拡大となるもので、同社はこのプロジェクトに取り組むために開発チームを台湾に派遣したと報じられている。

エコノミック・デイリー・ニュースは、サプライチェーン全体の動向を概ね正確に把握している。しかし、アップル製品の発売時期や機能の予測に関しては実績が乏しい。月曜日の報道は、後者よりも前者に関するものが多い。

Appleは長い間、2020年のApple Watchや、今後発売される16インチMacBook Proなど、さまざまな製品にミニLEDとマイクロLEDを採用すると予想されてきた。