アップルストアの子供用テーブルがiMacからiPadに移転

Appleの直営店では、子供向けエリアのiMacを徐々にiPadに置き換えており、老舗のデスクトップ以外の製品がテーブルに並べられるのは初めてとなる。

iMacからiPadへの移行がいつ始まったのか、またそれがApple Store全体のポリシーとなるのかどうかは不明だが、少なくとも数店舗では切り替えが開始されていることが確認されているとiMoreが報じている。

キッズエリアは当初からこのコンピューター大手の小売計画の一部であり、2001年にオープンした最初のアップルストアに組み込まれた。

創業以来、子供用テーブルにはオールインワンのiMacが常に置かれており、CRTモデルから現在のアルミボディモデルへの移行に合わせて定期的に刷新されてきました。プリインストールされたソフトウェアを搭載したこれらのマシンは、教育ツールとしてのiMacだけでなく、そうでなければ見過ごされがちな学習プログラムの宣伝にもなりました。

新しいiPadはデモ学習の伝統を継承し、手軽に始められる子供向けアプリを搭載しています。ゲームは必須ですが、それ以外のインストールコンテンツについては報告されていません。

Appleのキッズエリアのフロアプランは以前と変わらず、低い木製のテーブルが、バレリ・イタリア社製のふかふかとしたボールのような独特の椅子に囲まれています。また、店内で最も奥まった場所にあることも変わりません。そのため、保護者はApple製品をご覧になっている間に、お子様を預けることができます。

iPadは世界中のApple Storeで依然として圧倒的な存在感を放っています。同社は最近、製品情報プラカードを廃止し、よりインタラクティブなタブレットに切り替えました。このタブレットは独自のソフトウェアを搭載しており、製品の仕様や類似モデルを表示するだけでなく、店内の専門スタッフに問い合わせることもできます。中には、専用のソフトウェアを搭載したiPadを所持しているスタッフもいます。

Appleは、手頃な価格のiPad 2で教育分野に進出しています。新価格の399ドルにもかかわらず、iPad 2は米国の小中学校でMacの2倍の購買数を記録しました。刷新されたiTunes Uと組み合わせることで、iPadはデジタル教科書の導入を目指す教育機関にとって真の選択肢となりそうです。