アマゾン、米国にアップルパーク並みの50億ドルを投じて「第2本社」建設を計画

アマゾン、米国にアップルパーク並みの50億ドルを投じて「第2本社」建設を計画

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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アップルやグーグルに続いて、アマゾンは北米に巨大な本社を建設するプロセスを開始する準備が整ったようだ。しかしアマゾンにとって、それはワシントン州シアトルの既存の本社を補完する第2の拠点となるだろう。

ロイター通信が木曜日に初めて報じたところによると、アマゾンは新施設に50億ドル以上を投じると発表した。同社は声明の中で、最大5万人の従業員を収容できる施設になると発表した。

アマゾンは、好ましい立地や除外する立地を公表していない。同社は、選定する立地は「安定的でビジネスフレンドリーな環境」であり、「立地や不動産の選択肢を検討する際に、大胆かつ創造的に考えるコミュニティ」を持つことが条件だと述べている。

アマゾンは、地方自治体および州政府に対し、提案があれば同社に連絡するよう要請している。同社は、2010年以降、アマゾンがシアトルの経済に380億ドルの貢献をしたと述べている。

現在、アマゾンはシアトルにある33棟の建物の一部または全部を占有しており、その延べ床面積は810万平方フィートに及びます。同社はこれらの施設への設備投資に37億ドルを費やしています。

「HQ2はシアトル本社と完全に同等の規模になることを期待しています」と、アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏は述べた。「Amazon HQ2は、数十億ドルの初期投資と継続的な投資、そして数万人の高給雇用をもたらすでしょう。第二の拠点を見つけることができて、とても興奮しています。」

現時点では、完成予定や各国政府からの提案の締め切りは決まっていない。

アマゾンの本社への投資は、アップルパークへの投資と似ているようだ。正確な数字は不明だが、アップルパークの建設には50億ドル以上が費やされ、予定よりも大幅に遅れていると言われている。