アップル、Apple Payをより多くの交通機関に導入したいと報道

アップル、Apple Payをより多くの交通機関に導入したいと報道

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルは、モバイルデバイス決済を導入している公共交通機関の数々を活用して、より多くの公共交通機関にアップルペイを導入することを目指していると、火曜日の報道で示唆された。

JR東日本は、今月後半にSuica決済システムを通じてApple Payを導入する予定で、AppleはiPhone 7、7 Plus、Apple Watch Series 2をApple Pay対応にアップグレードしたとブルームバーグが報じている。日本で販売されるモデルには、FeliCa対応のNFCチップが搭載されており、国内では既に他のデバイスでモバイル決済を可能にしている。

10月初旬、ニューヨークの通勤者はMTA eTixアプリでApple Payを利用できるようになりました。改札口でスワイプできるSuicaほど便利ではありませんが、カード情報を手動で入力することなく、スキャン可能なeチケットやパスを購入できます。

最近まで、交通分野におけるApple Payの最大の支持者は、ロンドン地下鉄をはじめとするロンドン市内の交通システムを運営するロンドン交通局(TfL)でした。JR東日本と同様に、TfLでApple Payを利用する場合、別途切符やパスを購入する必要はありません。

Appleがこの分野に関心を寄せているのは、おそらく膨大な取引量に起因しているのだろう。JR東日本だけでも1日あたり1,700万人以上の乗客を扱っていると考えられており、たとえそのうちのほんの一部でもiPhoneやApple Watchを利用するとすれば、週に数百万件ものApple Pay取引が発生することになり、その一つ一つがAppleに少額の手数料をもたらすことになる。