マイキー・キャンベル
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出典: LinkedIn
アップルは、同社初のウェアラブル製品であるアップルウォッチを発表した翌日、マーケティング活動を強化するため、ファッション業界から新たな幹部を採用し、クパチーノで同じ役職にギャップのグローバルマーケティングディレクターであるマルセラ・アギラール氏を起用したと報じられている。
AdAgeによると、Apple による最新の採用は、Gap の現マーケティング責任者であるセス・ファーブマン氏によって確認され、同氏は、アギラール氏が多様性のあるチームをまとめ上げ、衣料品会社のブランドを刷新する上で優れた能力を発揮したと指摘した。
「Appleは実績のあるプロフェッショナルを獲得することになります。Gapのようなアメリカの大手ブランドで働くということは、毎日大きな舞台で、明るい光を浴びることを意味します。その経験は計り知れません。Appleは高いレベルで活躍できる人材を求めています」とファーブマン氏は述べた。「また、製品のメリットを伝えるだけでなく、意味のあるデザインの価値を伝え、感情を喚起するアイデアを生み出すという彼女の経験は、Appleで大いに役立つはずです。」
同誌によると、アギラール氏は国際マーケティングにおいて優れた実績を有しており、ギャップに移籍する前は広告代理店BBDOに7年間勤務していた。在職中、彼女はAppleにとって急成長中の市場である中国、インド、ブラジルを訪問した。
アギラール氏は、アップルがファッション業界から採用した最新の人物だ。2013年には、元バーバリーCEOのアンジェラ・アーレンツ氏を小売部門の責任者として迎え入れ、同年初めには元イヴ・サンローランCEOのポール・デヌーヴ氏を「特別プロジェクト」担当として採用した。