AppleInsiderスタッフ
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アップルコンピュータは、携帯電話などのプラットフォーム上でのダイナミックメディアのオーサリングと加速化に関するオープンスタンダードの定義に注力するテクノロジー企業団体クロノス・グループに新たに加盟した業界大手企業の1社であると、同グループは月曜日に発表した。
Khronos グループのメンバーは協力して、携帯電話などの組み込みシステムから高性能デスクトップやワークステーション システムに至るまで、さまざまなプラットフォーム上でダイナミック メディアを作成および加速するためのオープン スタンダードの定義に取り組んでいます。
Apple 社がこのグループに加入するというニュースは、同社が iPod ブランドの端末と関連ワイヤレス サービスで携帯電話市場に参入しようとしているという報道が増えている時期に出た。
また月曜日、クロノス グループは、OpenGL アーキテクチャ レビュー ボードが OpenGL 標準の管理権をクロノスに移譲することを決定したと発表しました。
OpenGL は、ポータブルでインタラクティブな 2D および 3D グラフィック アプリケーションの開発に最も広く採用されている環境であり、長年にわたり Apple Mac OS X オペレーティング システムの重要なコンポーネントとなっています。
「クロノスは4年以上にわたり、モバイル業界のメディア標準の推進をリードしてきましたが、今回の会員数の増加とOpenGL ARBの統合により、あらゆるプラットフォーム上のダイナミックメディアとグラフィックスのオープン標準に関心のある企業にとって、クロノスはまさに頼りになる存在となりました」と、カリフォルニア州ティブロンに拠点を置く市場調査会社、ジョン・ペディ・リサーチの社長、ジョン・ペディ博士は述べています。
「異なるクラスのデバイス間の境界線はますます曖昧になっており、グラフィックスおよびメディア業界全体に新たな市場機会を創出するために、一貫したクロスプラットフォーム標準を推進できる単一の組織を持つことが極めて重要になっている」とペディ氏は付け加えた。
関心のある企業は、年間 5,000 ドルの会費を支払って Khronos Group に加入できます。
このグループのその他の著名なメンバーとしては、ARM、ATI、BenQ、Broadcom、エプソン、エリクソン、富士通、インテル、LG、モトローラ、ノキア、Nvidia、パナソニック、フィリップス、クアルコム、サムスン、SGI、ソニー、東芝などが挙げられます。