絵文字の多様性と包括性の影響を調査

絵文字の多様性と包括性の影響を調査

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Unicodeコンソーシアム

Adobe は、消費者が絵文字の表現についてどう感じているかを追跡した新しい「絵文字の多様性と包括性に関するレポート」を公開しました。

報告書によると、Adobeが調査した回答者の83%が、絵文字はよりインクルーシブな表現を目指し続けるべきだと回答しました。約半数が、現在の絵文字に自分のアイデンティティが十分に反映されていると感じていると回答しました。障がいのあるユーザーのうち、自分のアイデンティティが適切に表現されていると感じたのはわずか37%でした。

また、調査では、絵文字ユーザーの大多数が、絵文字は「互いの団結、尊敬、理解を生み出す」ための重要なコミュニケーションツールだと考えていることもわかった。

解決策としては、回答者の78%が、絵文字の対応不足を補うためにカスタマイズオプションを増やす必要があると考えていると回答しました。具体的には、髪型や髪色、アクセサリー、体型、目の色のオプションなどが挙げられます。

Adobe はまた、異人種間のカップル、ヒジャブ、サリーなどを含む、より代表的な絵文字キャラクターの提案を提出している草の根組織である Emojination との提携も強調しました。

「アドビのサポートは、より包括的で代表的な絵文字を求めるエモジネーションの5年間の取り組みにとって非常に重要でした。アドビのサポートのおかげで、自分自身や自分たちの文化が表現されることを求める熱心な個人をサポートできるのです」とエモジネーションの共同創設者ジェニファー・リー氏は述べた。

Adobe と Emojination は、パートナーシップの一環として、「 The Emoji Storyのバーチャルドキュメンタリー上映、コミュニティイベント、ワークショップなどを通じて、グローバルで多様な表現を促進する新しい絵文字の提案の開発を継続的に支援します」としています。

Adobe のレポート作成方法には、米国、英国、ドイツ、フランス、日本、オーストラリア、韓国の 7,000 人の絵文字ユーザーへの調査が含まれていました。

Appleは2015年以降、自社の絵文字キャラクターの多様性を着実に増やしてきた。より幅広い民族を表す絵文字キャラクターに加え、Appleはさまざまな関係性や性自認を表すオプションを導入するアップデートも行ってきた。