AppleのiPadは世界のタブレットトラフィックの89%を占めている

AppleのiPadは世界のタブレットトラフィックの89%を占めている

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新たな調査によると、タブレット上の世界のインターネットトラフィックの89%はAppleのiPadによるものであることがわかった。

調査会社comScoreは今週初め、デバイス別のデジタルトラフィックをレポートする「Device Essentials」分析サービスを発表しました。この調査では、「タグ付けされたウェブページコンテンツから得られる国勢調査レベルの情報」を用いて、デバイスの利用状況を明らかにしています。

この最初のレポートでは、Apple の iPad が追跡対象となった全 13 地域で圧倒的なシェアを占め、全市場におけるタブレット トラフィックの 89% 以上を占めていることが判明しました。

報告書によると、カナダではiPadが非コンピュータトラフィック全体の33.5%を占め、最も高い割合を占めています。ブラジルは31.8%で2位ですが、ブラジルでは非コンピュータデバイスがトラフィック全体に占める割合は1%未満であることに留意する必要があります。

Android タブレットはトラフィックの点では iPad に大きく遅れをとっているものの、Android スマートフォンはスマートフォン トラフィックの 35.6% を占め、iPhone を上回っています。これに対し Apple は 23.5% です。comScore のデータでは、iOS ユーザーの方が Android ユーザーよりも Wi-Fi ネットワーク経由でインターネットにアクセスする可能性が高いことも示されています。

iPhoneのトラフィックの47.5%はWi-Fiネットワーク経由で発生しましたが、Androidスマートフォンでは21.7%でした。iPadのトラフィックの大部分(91.9%)はWi-Fi経由で発生し、AndroidタブレットではWi-Fi利用が65.2%を占めました。

先月、調査会社ニールセンが発表した調査結果によれば、米国ではiPadがタブレットの市場シェアの82%を占め、サムスンギャラクシータブは4%の市場シェアで第2位だった。

多くのアナリストは、Appleが「予見可能な将来」においてタブレット市場をリードすると予想している。今月初めの時点で、AppleはiPadの発売から14ヶ月で2,500万台を販売しており、今四半期には800万台以上の販売が見込まれている。