iOS 11 ARKitを使った最新デモでは、料理の盛り付けやApple Pencilを使った3D彫刻などが紹介されている

iOS 11 ARKitを使った最新デモでは、料理の盛り付けやApple Pencilを使った3D彫刻などが紹介されている

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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開発者による 2 つの新しい ARKit デモンストレーションは、新しいテクノロジーで何ができるかという急速な進歩を示しています。1 つは注文前に皿に料理が載っている様子を示し、もう 1 つは他の AR アプリケーションで使用するために iPad で彫刻やペイントを行う様子を示しています。

新しい彫刻アプリのデモンストレーションでは、色や質感を含め、近日リリース予定の Maker Studio で作られる顔が示されています。

さらに印象深いのは、Kabaqによる概念実証です。デモンストレーションでは、2種類のデザートとハンバーガーを含む、写真とほぼ同等のクオリティの食べ物が皿の上に映し出されました。

このアプリを適切に活用すれば、ユーザーは料理の見た目だけでなく、量も正確に把握できます。同社は、このアプリはメニューだけでなく、料理本や幅広いマーケティング活動にも活用できると述べています。

これらのデモをはじめ、その他多くのデモはMadewithARKitのTwitterアカウントでご覧いただけます。フィードは頻繁に更新され、厳選された最高のものばかりが集められており、現時点で最も頻繁に更新されているようです。

Appleの副社長クレイグ・フェデリギ氏は、2017年のWWDC基調講演でARKitを発表しました。同社によると、このプロジェクトには開発者ツールセットが含まれており、iPhoneとiPadをほぼ瞬時に世界最大のARプラットフォームにすることができるとのことです。

新しいARKitで作成されたソフトウェアのデモでは、ソフトウェアがテーブルの表面を識別し、その表面に合わせて適切なスケールの仮想コーヒーカップを配置しました。表面にランプを追加すると、フェデリギ氏がカップの周りでランプを動かすと、照明モデルが動的に調整されました。

Appleの開発者向け情報では、互換性はA9以降のプロセッサに限定されており、それ以外の補足情報はほとんどありません。Appleは、2つのプロセッサの「画期的なパフォーマンス」により「高速なシーン認識」が可能になると説明していますが、A8プロセッサが技術的に同じ機能を実現できない理由については詳しく説明していません。