Microsoft OfficeはWindows 8より先にiPadに登場か

Microsoft OfficeはWindows 8より先にiPadに登場か

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金曜日の報道によると、マイクロソフトは、同社のWindows 8プラットフォーム上でタッチ操作可能なバージョンをリリースする前に、Office生産性スイートのiPadバージョンを実際に発表する可能性があるという。

マイクロソフトのマーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデント、タミ・レラー氏が金曜日、クロスプラットフォームモデルについて「慎重に」アプローチを取っていると述べたことを受け、マイクロソフトがiPad向けOfficeのリリースを慎重に検討しているという憶測が高まった。しかし、 ZDNetの続報によると、業界をリードするこの生産性向上スイートは、Windowsよりもかなり早くiPadに登場し始める可能性があるという。

同誌の情報筋によると、iPad向けに作られたバージョンは「Miramar」というコードネームが付けられており、「Gemini」というコードネームのタッチファーストのWindows実装よりも先に市場に投入される可能性が高いとのことだ。

ZDNetのメアリー・ジョー・フォーリーが解説しているように、マイクロソフトがMiramarに関して最後に公式発表した内容は、今年後半にGeminiの後継としてリリースされる可能性を示唆していた。これは、iPad向けOfficeプロジェクトが頓挫したとの噂が流れた後のことだ。

情報筋によると、昨年末、元CEOのスティーブ・バルマー氏をはじめとするMicrosoftの上層部は、OfficeチームからのiPad版が準備でき次第リリースするという提案に同意したという。どうやらiPad版はWindows 8版よりも開発が進んでいるようで、おそらく最初にリリースされるだろう。

同誌の情報筋は正確な発売日を把握していないが、2014年前半のどこかでリリースされると見ている人もいる。購入形態も不明だが、フォリー氏は既存のiPhone製品と同様に、Microsoft Office 365のサブスクリプションが必要になる可能性が高いと聞いている。