香港の抗議活動のさなか、ニュースアプリ「Quartz」が中国のApp Storeから削除された

Appleは、中国政府の要請により、以前に削除された抗議アプリHKMap Liveを復活させた直後に、中国のApp StoreからQuartzを削除した。

Appleが2019年の香港デモに関連するアプリを削除したのは、今月で2回目となる。デモマップアプリ「HKMap Live」は、合法性の問題で中国のApp Storeから削除されたが、その後復活した。

Quartzの編集者、ジョン・キーフ氏は、Appleがニュースベースのアプリを中国のApp Storeから削除したことを公表した。Quartzが香港デモを詳細に報道し、米国以外の読者層も多数いたことが、この決定要因となった可能性が高い。

2012年に設立されたQuartzは、「新世代のビジネスリーダーのためのグローバルニュースと洞察」を特集し、「ユーザー第一」を掲げています。Quartzの読者の60%以上がモバイルアプリ経由でサイトにアクセスしており、読者の約40%はアメリカ国外からのアクセスです。

現時点では、Apple はこの問題について公に言及していない。