身代金未払いでハッカーがNetflixの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン5をリーク

身代金未払いでハッカーがNetflixの『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン5をリーク

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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Netflixはハッカーの身代金要求に応じず、その結果、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン5のほぼすべてが違法ファイル共有サイトに公開された。

週末、ハッカーグループ「Thedarkoverlord」が同番組シーズン5の初回エピソードを公開した。NBCニュースは月曜日、シーズン残りのエピソードの公開を阻止するために「少額」の身代金が要求されたと報じた。

「彼らは依然として反応を示していません」とThedarkoverlordは主張した。「この情報(そして視聴者をクリフハンガーで終わらせるのは面白くないという事実)を考慮し、アルコールが存在するオフィスで長時間にわたる議論を重ねた結果、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン5のエピソード2~10を公開することに決定しました。」

Netflixは今のところ、この公開についてほとんど何も語っていない。ごく簡潔な声明の中で、同社は制作会社の「セキュリティが侵害された」ため「法執行機関が関与している」と述べている。

TorrentFreakの報道によると、2016年末、このグループはハリウッドにあるラーソン・スタジオ(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のセリフ録音スタジオ)へのアクセスを獲得したという。伝えられるところによると、この制作スタジオは50ビットコインの身代金を支払うことに同意したものの、結局は支払わなかったという。

Thedarkoverlordは、悪名を狙った新しいグループではありません。このグループは、アトランタに拠点を置くプロアスリートのケアを行う医療団体へのハッキング、ゴリラグルーのデータ流出、建設会社Pre-Con Productsの契約書や死亡事故の動画の流出などに成功しています。

ハッキングの責任者は、ABC、ナショナルジオグラフィック、フォックス、IFCが、今後のビデオ流出と身代金要求の「標的」になっていると主張している。また、同グループは、ファイルが保存されているサーバーが侵入された当時、シーズンの残りの部分はまだポストプロダクションの段階だったため、視聴できなかったとも主張している。

Netflixは6月9日に同番組の全シーズンをリリースする予定だ。