インテルの次世代Ivy Bridgeチップの第一波の「大部分」はデスクトップ向け

インテルの次世代Ivy Bridgeチップの第一波の「大部分」はデスクトップ向け

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

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インテルは火曜日、次世代の Ivy Bridge プロセッサの第一波としてクアッドコアモデルを発売し、その大部分はデスクトップコンピュータ向けとなる予定で、続いて「主流のノートパソコン」向けのデュアルコアチップを第二波として発売することを明らかにした。

CNetが報じたところによると、CEO のポール・オッテリーニ氏は火曜日の四半期決算発表の電話会議でこの情報を投資家に伝えた。

Seeking Alpha の記録によると、オッテリーニ氏は「当社が出荷する Ivy Bridge の最初のバージョンはクアッドコアで、その大部分はデスクトップに搭載される予定だ」と語った。

「そして、2つ目の製品はデュアルコアで、主流のノートパソコン向けです。四半期を通して、プロファイルの構築にも役立つと思います。」

インテルのCFOは、「パイプラインに十分な在庫があることを確認するため」、Ivy Bridgeの発売を3週間延期したと述べた。同社は来週、Ivy Bridgeチップの最初のバッチを発売する予定だ。

オッテリーニ氏の発言は、チップの第一波でMacBook Proがリリースされる余地を残す可能性を示唆している。たとえIntelの新プロセッサの大部分がデスクトップ向けになったとしても、AppleはMacBook Proの初期出荷に十分な在庫を確保できる可能性がある。現在、MacBook Proの15インチと17インチはどちらもクアッドコアのIntelプロセッサを搭載しており、13インチモデルはデュアルコアプロセッサを搭載している。

15 インチ MacBook Pro の入手性は正規販売店間で制限されており、これはアップデートが間近に迫っていることを示す信頼できる指標となることが多い。

AppleInsiderは2月に、AppleがMacBook Airのデザイン特性を取り入れた15インチノートパソコンのスリム版を計画していると報じた。また、17インチMacBook Proも同様に再設計され、今年後半に発表される予定だ。

2012 暦年に予定されている Apple のノートブック ラインナップのイラスト。

Ivy Bridgeチップの第一弾にデュアルコアオプションがなかったため、MacBook Airのアップデートは早くても第2四半期末まで登場しないだろうという憶測が広がっている。Appleの次世代MacBook Airと競合各社のウルトラブックに搭載されるプロセッサは、6月に登場予定だ。