元ホワイトハウス報道官カーニー氏は依然としてアップルの広報担当を検討中だとブルームバーグが報じた。

元ホワイトハウス報道官カーニー氏は依然としてアップルの広報担当を検討中だとブルームバーグが報じた。

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元ホワイトハウス報道官ジェイ・カーニー。| 出典: WhiteHouse.gov

元ホワイトハウス長官ジェイ・カーニー氏がアップルの広報部長候補になっているとの噂は先週沈静化したと思われていたが、同氏がまだそのポストを検討中だという新たな報道により土曜日に再燃した。

ブルームバーグはカーニー氏の友人を引用した記事の中で、カーニー元報道官が元広報部長ケイティ・コットン氏のポストを引き継ぐことに関してアップル社と確かに協議したが、まだ決定はしていないと主張している。

同誌がコメントを求めたところ、カーニー氏は将来の仕事の見通しについては慎重な態度を示し、アップルに関する噂を否定することを拒否した。

「私はさまざまな潜在的な機会について多くの人々と話し合っている」と彼は語った。

先週、Re/Codeはカーニー氏がアップルの次期企業広報担当副社長に就任する交渉中だと報じたが、その翌日、人脈の広いジャーナリスト、ジム・ダルリンプル氏が「違います。ティム・クック氏はジェイ・カーニー氏に会ったことすらありません」とこの噂を否定した。

6月には、AppleのCEOティム・クック氏が、5月に広報のベテランであるコットン氏の後任として「知名度の高い社外候補者」を個人的に探していると報じられた。当時、まだ空席となっているこのポストの最有力候補として、長年Appleの広報担当者を務めてきたスティーブ・ダウリング氏かナタリー・ケリス氏が有力視されていた。

タイム誌の元ワシントン支局長であるカーニー氏は、バラク・オバマ大統領の報道官を3年間務めた後、6月に退任した。オバマ大統領の報道官就任前は、ジョー・バイデン副大統領の広報部長を務めていた。