WWDC 2012基調講演ビデオがAppleからストリーミング配信開始

今週のワールドワイド開発者会議での基調講演の終了直後、Apple はイベントのビデオをストリーミング配信できるようにした。

このビデオは、AppleのウェブサイトでSafariウェブブラウザを使って視聴できます。現在、Firefoxなどのサードパーティ製ブラウザでは視聴できません。「近日中に再度ご確認ください」と表示され、基調講演は「まもなく公開されます」と案内されています。

Appleのプレゼンテーションの焦点は、同社の次世代モバイルOSであるiOS 6でした。今秋のリリース時には、Siriの機能強化、システム全体でのFacebookとの連携、その他200以上の新機能が搭載される予定です。

iOS 6の最も大きな追加機能の一つは、完全に刷新されたマップアプリケーションです。Googleマップを廃止し、Apple独自のソリューションを採用しています。交通情報は匿名のクラウドソーシングデータを活用し、ターンバイターン方式のナビゲーションも提供します。

iOS 6向けに発表されたもう一つの新アプリケーションはPassbookです。これはiPhoneユーザー向けの仮想ウォレット兼オーガナイザーです。Passbookを使えば、ストアカード、映画やスポーツイベントのチケット、飛行機の搭乗券などに簡単にアクセスできます。

月曜日のハードウェアに関する大きな発表は、Appleが発表した全く新しい15インチノートパソコン、次世代MacBook Proでした。より薄型のデザインと高解像度のRetinaディスプレイを備えています。

同社はまた、旧モデルのMacBook Proのアップデートもリリースし、13インチと15インチのノートブックにIntelの最新のIvy Bridgeプロセッサを追加したほか、MacBook Airを最大2.0ギガヘルツのプロセッサと512ギガバイトのフラッシュストレージにアップグレードした。