ニール・ヒューズ
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Appleの最近終了した第4四半期の業績上昇の可能性は、予想を上回るiPhoneの出荷によってもたらされる可能性がある。あるアナリストは、同社が予想を上回り、少なくとも2,900万台のiPhoneを出荷したと予測している。
Apple の現在の iPhone ラインナップ。
アナリストのケイティ・ヒューバティ氏は水曜日の投資家向けメモで、モルガン・スタンレーのアルファワイズ・スマートフォン・トラッカーの需要データやサプライチェーン調査を引用し、予想を上回るiPhoneの出荷により売上高と1株当たり利益が市場コンセンサスを上回るとの見方を示した。
ウォール街のアナリストは、Appleが4-6月期にiPhoneを2,650万台出荷したと予想している。しかし、ハバティ氏のデータによると、Appleは3ヶ月間で2,900万台から3,200万台のスマートフォンを出荷したと示唆している。
予想されていた好調な数字は、主にアップルの割引された旧型スマートフォン、iPhone 4とiPhone 4Sの需要によって推進された。
ハバティ氏の最も保守的な見積もりでは、2600万台を超えて販売されるiPhoneはすべて、50ドル値引きされた最安価格のiPhone 4であるとしているが、それでも総売上高は360億ドルを超えることになる。これは、アップルの4-6月期ガイダンスである335億ドルから355億ドル、そして市場コンセンサスである351億ドルを上回ることになる。
ヒューバティ氏は、iPhone以外にも、AppleがMacを390万台、iPadを1,800万台出荷すると予想している。これは、Appleの1株当たり純利益が市場コンセンサス予想の7.32ドルを上回ることに貢献するだろう。
ハバティ氏は、来週火曜日(7月23日)に予定されているアップルの四半期決算電話会議に強気な見方を示しているものの、現在のコンセンサス予想が高すぎるとの見方から、9月四半期については若干の懸念を示した。同氏は、アップルの次期iPhoneが9月四半期中に「数日」しか発売されないと予想しており、売上高見通しは335億ドルから355億ドル、粗利益率は34~35%にとどまる可能性があるとしている。