ケイティ・マーサル
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アップルコンピュータは火曜日、エールフランス、コンチネンタル、デルタ、エミレーツ、KLM、ユナイテッドの各社と機内でのiPod接続サービス提供契約を締結したと発表したが、その後、このうち2社がこうした主張に異議を唱えている。
エールフランスの広報担当者は、iPod 座席接続機能と 2007 年半ばの発売開始について、「詳細を確認するにはまだ時期尚早だ」とロイター通信に語った。
同様に、KLMの広報担当者もメディアに対し、発表に至るまでAppleと同航空会社の間では「非公式な接触」しかなかったと語った。
「アップルの発言はまだ時期尚早だ」と彼は言った。「技術的に実現可能か、経済的に実現可能か、顧客がそれを望んでいるかどうか、全く分からない」
「現時点では機内に導入する予定は全くありません」とKLMの広報担当者は付け加えた。
ロイター通信への声明で、アップルの広報担当トム・ニューマイヤー氏は次のように述べた。「エールフランス-KLMとの意思疎通に誤りがあったことは明らかだが、コンチネンタル航空、デルタ航空、エミレーツ航空、ユナイテッド航空の機内エンターテインメントシステムにiPodを統合することを本日発表できることを嬉しく思う。」
カリヨン・セキュリティのアナリスト、レイ・ナイドル氏はロイター通信に対し、すべての航空会社が、特に長距離飛行において、エンターテイメントシステムのアップグレードを検討しており、近い将来、この件に関してアップルからさらなる発表があるだろうと語った。
「これはほんの一例です」と彼は言った。「これは良い付加機能で、お客様も満足し、客室乗務員の邪魔にもならずに済みます。」