WebObjectsがWWDC 2005の議題から奇妙なことに欠落 | AppleInsider

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Appleは、今年6月に開催される年次Macintosh開発者会議「World Wide Developers Conference(WWDC)」で開催される約90のセッションに関する情報を、自社のウェブサイト「World Wide Developers Conference(WWDC)」に一夜にして掲載した。このイベントでは合計140以上のセッションが開催される予定だが、機密保持上の懸念から、残りの50セッションの詳細を公開するかどうかは不明だ。セッションリストを確認した複数の情報筋は、AppleのWebObjects技術に関するセッションが著しく欠落していることを指摘している。実際、WebObjectsについては全く言及されていない。WWDCではこれまで、Mac OS X上でJavaサーバーアプリケーションを迅速に開発・展開することを容易にするWeb技術に特化したセッションが少なくとも1つは提供されてきた。WebObjectsの運命は、ここしばらく疑問視されてきた。この技術の最新のアップデートは1年以上前、最後のメジャーアップデートはさらに遡る。Appleは現在、オンラインストアとiTunes Music Storeでこの技術を利用しており、何らかの形で存続する可能性が高いと推測される。情報筋によると、AppleはTigerのリリースと同時にWebObjectsバージョン5.3を導入すると予想されていたが、最近の裏付けとなる証拠は不足している。Appleがまだ発表していない50のセッションのうちの1つが、WebObjectsの未来の鍵となる可能性が高い。