AppleInsiderスタッフ
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Apple 副社長のリサ・ジャクソン氏 (中央) が、Apple Developer Academy の卒業生や iOS アプリ「Nadi」のクリエイターたちと会談。
アップルは火曜日、教育における国際的なコーディングの取り組みを拡大すると発表し、シンガポールでのSwiftを使ったアプリ開発カリキュラムへのアクセスの増加とインドネシアでの2番目のアップル開発者アカデミーの開設に言及した。
同社はプレスリリースで、シンガポールでは同社のSwiftアプリ開発コースが3つの新しい教育機関で提供されるようになったと発表した。
シンガポール工科デザイン大学とRMITオンラインは、地方自治体のSkillsFuture Singaporeの支援を受け、成人学生にAppleのSwiftを使ったアプリ開発カリキュラムへのアクセスを提供しています。Appleによると、自閉症の生徒を対象とする教育機関であるPathlight Schoolの中等教育機関の生徒は、Swift Acceleratorプログラムを通じてAppleのルーブリックへのアクセスが認められる予定です。
アプリのデザインと開発に興味のある成人学習者は、シンガポール工科デザイン大学とSkillsFuture Singaporeが共同で開発した新しいコースを利用できます。RMIT Onlineは、Swiftを使ったiOSアプリ開発コースをシンガポールの学生向けに展開しています。
どちらのコースも、急成長するソフトウェア経済に参入できるように設計されています。
同社によれば、パスライト・スクールのプログラムには、Apple認定トレーナーが指導するSwift Acceleratorと呼ばれる144時間のプログラムが含まれるという。
「Appleでは、教育こそが世界をより良い場所にするための最も強力なツールの一つだと考えています」と、Appleの環境・政策・社会貢献担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソンは述べています。「シンガポールのあらゆる年齢層の学生がプログラミング言語に触れ、アプリ経済をはじめとする世界で成長し成功するために必要なスキルを習得できるようになることを大変嬉しく思います。」
インドネシアでは、ジャクソン氏は先日、ジャカルタにあるApple Developer Academyの第一期生の卒業式に出席しました。この施設は、同国への4,400万ドルの投資の一環として2018年5月に開設されました。式典には、インドネシアのアイルランガ・ハルタルト産業大臣も出席しました。
アップルは、今年後半にスラバヤに2つ目のアカデミーを開設し、ジャカルタでの事業展開を拡大する計画だ。同社によると、ジャカルタ・アカデミーの生徒数は2018年の75人から200人に増加した。