マイク・ワーテル
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新たな調査研究によれば、Apple はオンライン収益のほぼ半分を獲得しただけでなく、その数字はライバルの Fitbit、Samsung、Garmin を犠牲にして、昨年のホリデーシーズン以降大幅に増加したことが判明した。
スライス・インテリジェンスが収集した新しいデータによると、Appleは今のところ、ホリデーシーズンのウェアラブル機器のオンライン売上の市場シェアで圧倒的な46.6%を占めており、2015年11月末の37%から増加している。市場全体でAppleの主な競合相手であるFitbitの売上シェアは、今年は36.8%から31.9%に低下している。
アップル以外で昨年の売上高を上回ったのはガーミンのみで、7.2%から8.1%へと急伸した。スマートフォン市場におけるアップルのライバルであるサムスンは、売上高シェア4%で4位を維持しているが、こちらも前年比で減少している。
Apple が総ユーザー数でトップに立っているかどうかは定かではないが、スマートフォン業界のほぼ全利益を Apple が握っているのと同じように、業界の利益を支配する傾向が続いているようだ。
スライス社は、ウェアラブル機器の売上げは前年比10パーセント増で、電子機器全体の売上げを上回っているものの、携帯電話の33パーセント増やコンピューターの21パーセント増には及ばないと考えている。
同アナリスト会社は、2016年11月1日から11月28日までの間にウェアラブル端末を購入した米国のオンライン買い物客(合計4万6703人)の顧客レシートから収益データを抽出した。
火曜日の報告はIDCのデータの直後に発表されたもので、ホリデーシーズンを前にApple Watchが低価格帯の競合製品に押されつつあることを示唆している。
AppleのCEO、ティム・クック氏は、少なくとも部分的にはこれらの数字を否定した。IDCのデータが9月のApple Watchの刷新前であったことに関しては直接言及しなかったものの、ウェアラブル端末のホリデーシーズンの売上は「桁外れ」で、Apple Watchの実売は「製品史上どの週よりも多かった」と主張した。