アップル、時価総額8000億ドルの閾値を超えた初の米国企業に

アップル、時価総額8000億ドルの閾値を超えた初の米国企業に

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アップルは月曜日の時間外取引で時価総額が8000億ドルを超えた後、火曜日に終値ベースでその時価総額の境界線を超えた史上初の米国企業となった。

アップルの株価は1%上昇の153.99ドルで取引を終え、時価総額は8030億ドル弱となった。この終値は、月曜日の時間外取引で示したパフォーマンスを彷彿とさせる。当時、アップルの株価は153ドルを突破し、初めて時価総額が8000億ドルの大台を突破した。

世界で最も価値のある企業であるAppleは、この最新の株価上昇により、株価が好調な推移を続けています。2015年2月、Appleは時価総額7,000億ドルを超えた初の米国企業となりました。この株価上昇はピーク時の7,750億ドルから下落に転じましたが、2月には再び7,000億ドルを超える水準に回復しました。

AppleのiPhoneは、10年近くにわたる売上高の急成長の大きな要因となっています。中国経済の逆風と国内需要の減速を受け、この人気スマートフォンは2016年第2四半期に初めて前年同期比で売上が減少しました。この減少傾向は直近の四半期まで続いており、唯一の明るい兆しは昨年の年末商戦期でした。

3月までの3ヶ月間で、iPhoneの販売は再び減少しましたが、iPhone 7 Plusの販売比率が上昇したことにより、売上高はわずかに増加しました。先週の電話会議で、CEOのティム・クック氏は、ファブレットの需要が予想以上に強く、当初は供給が逼迫したと述べました。iPhone 7 Plusへの需要比率上昇により、iPhoneの平均販売価格は2016年同期の642ドルから655ドルに上昇しました。

iPhone以外にも、Appleはサービス事業を急成長させており、第3四半期の売上高は70億4000万ドルに達し、年末までにフォーチュン100企業と同等の規模に達する見込みです。AppleがApple Watch、AirPods、Beats製品と位置付けているウェアラブルデバイスも、急成長を遂げているセグメントの一つで、独立したカテゴリーに分ければフォーチュン500企業と同等の規模になります。現在、AppleはウェアラブルデバイスをiPodや各種アクセサリと合わせて「その他」の売上高として計上しています。