ロジャー・フィンガス
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報道によると、サムスンは、市場に残っている数少ないGalaxy Note 7の使用を阻止するためにさらに厳しい手段を採用しており、近々米国でGalaxy Note 7を使用不可にするソフトウェアアップデートを計画しているという。
サムスンは12月19日に、これらのスマートフォンの充電を阻止するアップデートをリリースする予定だと、The Vergeへの声明で発表した。このコードは30日以内に米国の主要通信事業者を通じて配布される予定だ。
サムスンによると、国内で販売されたNote 7の93%が既に返品されているという。今回のアップデートは、返金や交換、場合によっては追加の金銭的インセンティブを提供する長年にわたるリコール活動に、消費者の参加を促すことを目的としている。
同社はソフトウェア戦略を徐々に強化している。米国向けNote 7モデルはすでに60%以上充電できなくなり、カナダではまもなく全てのワイヤレス機能を無効にする予定だ。
今夏後半の発売直後、Note 7はバッテリーの発火や爆発が相次ぎ、AppleのiPhone 7に対抗しようと急遽超小型化を進めたためとみられるトラブルに見舞われた。サムスンは初期ロットのリコールと修理を試みたが、問題は解決せず、再度のリコールを発令し、製品の生産を完全に中止せざるを得なくなった。