アップルの次期iMacの生産は今月開始、10月発売へ - 報道

アップルの次期iMacの生産は今月開始、10月発売へ - 報道

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

· 1分で読めます

Appleのサプライチェーンは、同社の次世代iMacの部品を今月出荷する準備を進めていると報じられており、製品の発売は10月に予定されている。

Appleの上流サプライチェーンに所属する匿名の情報筋は、DigiTimesに対し、新型オールインワンPCの量産が今月開始される予定だと伝えた。サプライチェーンの関係者によると、Appleは高解像度RetinaディスプレイをMacの全ラインナップに展開したい意向で、次期iMacには「Retinaディスプレイが搭載される可能性が高い」という。

次期iMacにRetinaディスプレイを搭載する上での主な障害はコストだ。Appleの高解像度スクリーンは、Windows PCメーカーが自社製品に推奨している「フルHD」パネルよりも高価だ。

しかし、Retinaディスプレイのコストは、利益率の低い安価なWindows PCとの競争において、Appleにとって有利に働く可能性もある。火曜日の報道によると、Appleは「画面解像度の面で競合他社を追い抜くことを望んでいる」ため、すべてのMac製品にRetinaディスプレイを迅速に採用しようとしているという。

報道によると、新デザインのiMacと、デザインを一新したMac Proも2013年に発売される可能性があるとのことだ。批判の声に対し、Appleのティム・クックCEOは先月、来年Mac Proデスクトップを「本当に素晴らしい」新モデルにアップデートする計画だと認めた。

AppleのiMacは、世界で最も人気のあるオールインワンコンピュータで、今年の第1四半期の推定販売台数は122万台です。21.5インチと27インチの画面サイズで展開されるiMacシリーズは、2011年5月にクアッドコアSandy Bridgeプロセッサと高速Thunderboltポートを搭載してアップデートされました。

2012年を通して、次期iMacには高解像度のRetinaディスプレイが搭載されるという噂が様々なところで飛び交っていました。しかし、最近の報道によると、Appleの2012年モデルのiMacにはRetinaディスプレイは搭載されず、価格がより手頃になる2013年に発売されるとのことです。