サムスンは第1四半期の利益が30%減少すると予想しているが、減少幅は縮小している

サムスンは第1四半期の利益が30%減少すると予想しているが、減少幅は縮小している

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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サムスンは火曜日、投資家に対し第3四半期の売上に関する新たな予測を示し、利益が再び減少し、前年同期比で30%減少する可能性があると示唆した。

損失が続いているにもかかわらず、サムスンの予想利益は、2014年第4四半期に売上が36%減少し、その前の四半期にはなんと60%も減少した過去2四半期に比べると実際には改善している。

それでも、ニューヨーク・タイムズ紙が指摘しているように、3月期はサムスンにとって6四半期連続の売上減少となる。サムスンは低価格帯では安価な中国製スマートフォンに圧迫され、一方で高価格帯ではアップルの高級4.7インチiPhone 6と5.5インチiPhone 6 Plusが韓国の電子機器メーカーを襲っている。

しかし、3月四半期の速報値はアナリスト予想を上回り、市場ではサムスンが業績を回復する可能性があるとの見方が広がっている。特に、3月の決算は、新型フラッグシップモデルのGalaxy S6とGalaxy S6 Edgeの発売前の3ヶ月間に相当する。

ギャラクシーS6のデザインをアップルのiPhoneと比較する批判や、サムスンを狙った新たな「ベンドゲート」論争にもかかわらず、ギャラクシーS6の初期のレビューはおおむね好意的であり、技術ジャーナリストは、この新しいデバイスは市場で入手可能な最高のAndroid端末だと述べている。

サムスンが3月四半期で予想する業績の落ち込みは、4月27日に発表されるアップル自身の業績とは対照的となるだろう。iPhone 6とiPhone 6 Plusの好調な販売が続くアップルにとって、3月四半期も記録的な四半期になると一般的に考えられている。

最新データによると、Appleは終了したばかりの3月四半期に少なくとも5,400万台のiPhoneを販売する見込みで、より強気な予測では5,800万台に達すると見込まれています。前年同期には、Appleは当時の記録となる4,370万台のiPhoneを販売しました。