マイク・ワーテル
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WebMD は iPhone 向けの妊娠アプリを再リリースし、健康な妊娠と良好な妊娠結果に寄与するものについての研究を進めるために Apple の ResearchKit をアプリに統合しました。
「妊婦は、医学研究において最も研究が進んでいない集団の一つです」と、スクリプス・トランスレーショナル・サイエンス研究所所長のエリック・トポル博士は述べています。「非常に人気のあるスマートフォンアプリをベースにした、私たちの『健康な妊娠研究』の結果は、最終的には妊婦、研究者、そして医療専門家に、妊娠中の合併症を回避するための新たな医学的知見をもたらすでしょう。」
AppleのResearchKitを利用した他の研究と同様に、参加者は本研究への参加をオプトインすることができ、服用している薬、妊娠中に受けた予防接種、既往症、血圧と体重の変化、妊娠中の診断、出産場所など、様々な詳細情報の提供を求められます。質問される生体認証データには、睡眠時間や1日の歩数などが含まれます。
その代わりに、このアプリは妊娠期間を通してユーザーのデータ傾向を視覚的に表示します。データが蓄積されるにつれて、ユーザーは自分のデータと、同じ特徴を持つ他の妊婦のデータを比較できるようになります。
妊娠後期には、参加者は医療提供者の洞察や介入、出生時の赤ちゃんの大きさなど、追加の要因に関する情報も共有するよう求められます。
WebMD の妊娠アプリ バージョン 2.0 には、iOS 9 以降を実行する iOS デバイスが必要で、121 MB のデバイス ストレージを占有します。
AppleのResearchKitは、医療界から高い評価を受け続けています。最近の研究では、ResearchKitは医学研究を行う上で非常に効果的な方法であることが指摘されており、Appleのフレームワークを通じて喘息患者から収集された患者データは、既存のデータ収集方法を用いた同様の研究結果と相関関係にあることが示されています。