AppleInsiderスタッフ
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Apple の Swift プログラミング言語が今週 Windows に正式に導入され、Swift ツールチェーンのイメージがオープンソース プロジェクトからダウンロードできるようになりました。
火曜日のブログ投稿で発表されたように、Swift ツールのリリースにより、開発者は Windows 10 上で直接コードをビルド、実行、デバッグできるようになります。
ツールチェーンには、機能的なアプリを作成するための重要な要素であるコンパイラ、標準ライブラリ、コアライブラリが含まれています。
「これらのコア ライブラリと、Swift と C の柔軟な相互運用性により、Windows プラットフォーム上の既存のライブラリ コーパスを活用しながら、Windows 上で純粋に Swift でアプリケーションを開発することが可能になります」と、Swift コア チームのメンバーであり、Google Brain のソフトウェア エンジニアである Saleem Abdulrasool 氏は書いています。
ツールキットの機能を実証するために、SwiftとVisual Studio 2019を使って基本的な電卓アプリが作成されました。このアプリはCMakeで構築されていますが、Abdulrasool氏によると、WindowsでのSwift Package Managerのサポートは現在開発中です。
大手開発者の中には、すでにWindows上でSwiftの実験を行っている者もいます。iOSとMac向けソフトウェアの長年の開発元であるReaddleは、2019年からメールプラットフォーム「Spark」のクロスプラットフォーム版の開発に取り組んでおり、良好な成果を上げています。
プロジェクトへの貢献に興味のある開発者は、ツールチェーンをダウンロードし、Swift Bug Tracker に問題を報告してください。